MODE for Charity
about MODE for Charity
MODE for Charity 〜babies and mothers〜 とは
開催目的

いま、開発途上国のいたるところで、さまざまな要因によって母親となる女性たちが命を落とし、新たな道、夢、そして未来が奪われています。その数は1分にひとり……。

理由の多くは、日本では想像しがたいものばかり。たとえば、栄養失調や栄養不足、劣悪な衛生面、技術と知識のある助産師の不足、保健医療サービスの欠如、数多く広がる無医村、自宅から病院まで片道10〜20kmの距離を数時間かけて歩き手遅れになる急患、貧しいために町までバスに乗れず医者に診察をしてもらえない村人、古い因習などです。

「MODE for Charity 〜babies and mothers〜」は、洗練されたファッションや楽しいイベントを通してこれらの問題をひとりでも多くの方に知ってもらい、世界中のお母さんと赤ちゃんを救う「ホワイトリボン運動」を推進するために立ち上げられたプロジェクトです。

第1回となる2010年は、国際協力NGOジョイセフを通じ、アフリカのザンビア共和国コッパーベルト州マサイティ郡の女性たちが安全に出産できるよう支援します。

ザンビアの妊産婦の現状

ザンビアの女性たちにとって、出産は命がけです。というのも、東京都の3倍の広さのコッパーベルト州マサイティ郡には、医師はたった1名、助産師は12名しかいません。

この地域の女性たちは近くに病院がなく、医療従事者の数が足りないため、医師や助産師のいない状況で、やむなく自宅で出産しています。そのために地域の人々による安全でない出産介助が行われ、多くの女性や赤ちゃんが犠牲になっています。

  日本 ザンビア
女性の平均寿命 86.5歳 46.9歳
助産師など医療従事者の出産介助率 100% 47%
妊産婦死亡率(10万人中) 6人 830人
乳児死亡率(1000人中) 3人 90人
出典:世界人口白書2009
ザンビアの妊産婦を救うためにできること

「MODE for Charity 2010」で集まった資金により、マサイティ郡の女性たちが安全に出産できる仕組みをつくります。

1 1,000円で…
妊婦1人分出産介助用キット(ゴム手袋、消毒液など)を提供し、
クリニックで助産師が立ち会いのもと、安全な分娩ができるようにします。
2 10,000円で…
妊婦の搬送用の自転車を1台提供し、
緊急時に手遅れで命を落とす妊婦を救います。
3 20,000円で…
妊婦の産前産後のケアをする医療ボランティア1名の技術研修を支援し、
妊産婦の異常を事前に回避したり、分娩時に手遅れにならないよう、
適切な方法をアドバイスできるようにします。
※上記について、現地の声を聞きながら、着実な支援に結び付けたいと思っています。
目標金額は300万円

一般的にザンビアでは、病院などの施設で出産する費用は無料です。しかし、実際には、消毒液やゴム手袋、水、産褥ナプキン、そして新生児に必要なセット一式など、分娩に必要な「出産キット」は、妊婦が自分で購入して用意しなければなりません。

それらをすべて揃えると、約5,000円かかります。これは、ザンビアの農民の年収に相当します。農村で暮らし、平均7人を出産する貧しい女性たちにとって、5,000円はあまりにも高額なため、女性たちは施設で分娩をすることを諦めてしまうのが現状です。

目標 300万円

「MODE for Charity 2010」は、25日間の開催期間中、300万円集めることを目標としています。というのも、マサイティ郡では、1日17人、25日間で425人の女性たちが出産をします。300万円あれば、425人のマサイティ郡の妊婦たちが最も必要としている「最低限の支援活動」を実施できるのです。

まず、分娩に必要な「出産キット」を425人の妊婦に提供するほか、妊産婦を搬送する救急車を届けます。救急車があれば、医師が遠方に住む妊婦を回診することができるうえ、急患にも対応できます。救急車の運転士や無線の整備、それにかかる維持管理費はもちろん、母子保健システムの構築や人材養成も併せて実施することができます。

とはいえ、300万円では、マサイティ郡のすべての女性たちを支援できるわけではありません。年間6,000人が出産するマサイティ郡の女性たちを救うためには、より多くの支援が必要です。「MODE for Charity 2010」をきっかけに、この現状を知っていただき、みなさんが継続的にご支援くださることを願っています。

国際協力NGOジョイセフとともに毎月継続的な支援をする「ジョイセフフレンズ」について
ホワイトリボン運動とは
世界143カ国からNGOや国際機関が参加

開発途上国の妊産婦の命と健康を守る国際的なネットワーク「ホワイトリボンアライアンス(WRA)」は、世界143カ国からNGOや国際機関が参加し、日本からは国際協力NGOジョイセフが加盟しています。

なぜ白いリボン?
ホワイトリボン

ホワイトリボンは、妊産婦や女性の命と健康を守る活動の国際的なシンボルです。

白いリボンには、妊娠や出産が原因で亡くなった女性たちへの哀悼の意が込められています。そして、その悲しみを乗り越えて、世界でひとりでも多くの命を救う明日への希望を表します。